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ココ壱はなぜ一人勝ちなのか? [徒然]

先日、久しぶりにカレーのCoCo壱番屋に行きました。
200px-CoCo_ichibanya_CurryHouse.jpg
食べたくなったのは、テレ朝の「なんでもランキング」で取り上げられた影響も、潜在的にあったと思います(テレ朝は、企業広告とデフレ時代の消費パターンを組み合わせた金脈を発見しましたね^^)。


おいしかったのですが、牛丼屋に比べると結構高く感じます。
周りの人もサラダなどを頼んだりしていると千円を軽く越えていて、それなりの金額になっていました。

提供時間もそこそこかかります。
カレーを小鍋に入れて温めるのと、カツなどを揚げる時間が相応にかかるのです。


そこで他の会社が、牛丼屋並にもう少し値段を下げて、メニューも絞り提供時間を短くして回転率をあげる、「低価格戦略」で全国展開すれば、牛丼以上に国民食であるカレーならば流行りそうな気がするのに、なぜココ壱だけが全国ブランドなんでしょう?



ちょうど、月曜にカンブリア宮殿で㈱壱番屋が特集されていたので、その謎を解く鍵があるのではと、興味深く見ていました。

現状、主なカレー屋さんの店舗数は、以下の通り。
ココ壱番屋 1180店
サンマルコ 38店
ゴーゴーカレー 31店
チャンピオンカレー 30店
C&Cカレー 23店

牛丼屋チェーン4店で1000店舗超から数百店舗レベルで競合しているのと比べると、圧倒的にココ壱番屋が突出しているのが分かります。

この中でC&Cカレーは、有楽町駅前にあって私もたまに行くのでよく知っているのですが、、上述の低価格戦略に近い企業なのです。
しかし、店舗数は多くはありません。
なぜ、もっと展開できないのでしょうか。
なぜ、ココ壱に伍して戦う企業がいないのでしょう。


直接的な理由は分かりません(分かる方、教えて下さい^^)が、会長、社長の元には店舗アンケートが送られてきて、毎朝1000通を3時間半かけて読むそうです。
「アンケートが置いてある店はいいお店」という私の持論を、体現しているような会社です。

また、店舗や店舗周りの掃除を欠かさず、アンケートに代表されるようにお客さんが来てくれることを常に有り難く感謝しているのです。
「そ・わ・か」の法則を、正に体現しているような会社です(笑)

なぜライバル企業が現れないか不思議ですが、ココ壱が強い理由が少し分かりました。


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