自分の息子がJリーガーになりたいと言ったら ~プロ野球選手との比較~ [徒然]
自分の息子が「神」的にスポーツ万能で、プロサッカー選手でもプロ野球選手にでもなれる素質があったら、親としてどちらを推薦しますか。
プロ野球選手の現状のデータは以下の通り。
・平均年収:3800万円 (Jリーガー:1500~2000万円)
・現役引退の平均年齢:29歳 (Jリーガー:26歳)
2011年の1億円プレーヤーの数は、Jリーガーが4人に対し、プロ野球選手は80人と20倍です!
現在プロ野球選手は育成選手も入れて、950人程度。
15~24歳の競技人口229万人に対して、2011年プロになった人は68人とJリーガーよりも「狭き門」です。
プロ登録がJリーガーよりも150人程度多い一方、選手生命がJリーガーより長いので回転が悪いのです。
Jリーガーは現役を引退するとサッカー関係の仕事に携われるのがわずかなのに対して、プロ野球選手は永年の蓄積で日本野球機構の組織がしっかりしているからか、約60%の人がプロ野球の12球団内に残れるようです。
日本野球機構(NPB)は12日、昨年に戦力外通告を受けた選手と現役を引退した選手の合計103人の進路調査結果を発表し、58%の60人が選手やコーチなどでプロ野球の12球団内に残った。
60人の内訳は支配下選手が12人、育成選手17人、コーチ9人、職員・スタッフ22人。調査を始めた2007年から毎年、半数以上がNPBに残っている。NPBのセカンドキャリア担当者は「育成選手契約を結んだり、球団が行う野球教室のスタッフになる人が増えたからでは」と分析した。
野球解説者と独立リーグは各4人、海外のプロ野球と社会人野球は各2人。NPBを含めた野球関係への進路が7割以上を占める状況は07~09年の3年と変わらなかった。
企業への就職、自営業への転身は18人だった。
ここ10年以上、男の子がなりたい職業でプロ野球選手より上位に立つプロサッカー選手ですが、総じてプロ野球選手の方が恵まれています。
しかし、最近ではJリーガーのトップレベルの選手はほとんど海外のチームに移籍して活躍するようになりました。
海外のマーケットで認められれば、Jリーガーの年棒の数倍以上稼げます。
トップレベルのプロ野球選手がメジャーリーグに挑戦せずに国内に留まる人が比較的多いのは、恵まれた環境も一つの要因でしょう。
堅実なプロ野球選手か、夢を追うプロサッカー選手か。
間違えても私のように運動神経に恵まれてもいないのに、小学6年生の卒業文集であらぬ夢は書かないようにさせないと^^;
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2013-01-22 23:45
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