SSブログ

ハノイ-ベトナム [旅先・食・アウトドア]

先日、ベトナムとインドネシアに出張で行っていました。
ベトナムとインドネシアは初めて、東南アジア自体、15年ほど前にタイ、マレーシア、シンガポールを一筆で行って以来、久しぶりです。

まずはハノイ。
一言で言うと、「カオス」。

同じ道路に、車もバイクも自転車も走ってるし、かと思うと自転車とバイクが談笑しながら、逆走して前から向かってくるし、バイクはあらゆる角度で右折や左折やUターンを繰り返す。
バイクもただのバイクではなく、原付に山盛りの荷物を搭載したり、二人乗りはまだ可愛い方で、家族四人の「家族乗り」があったり。
哺乳瓶を立ち飲みする赤ちゃんを抱えながらの「家族乗り」もいました。

バーでビールを飲みながら、目の前を洪水のように通り過ぎるバイクをじって見ていて、ついには5人乗りを見つけた時には四つ葉のクローバーを見つけたみたいで嬉しくなりましたね。

写真 4.JPG

警官が時々立ってるけど、何をチェックしてるんだろう。
日本の不良はここに来て、好きにバイクに乗ったらいいのに。。

道を渡るのにもコツがいります。
信号なんてほとんどないし、迫りくるバイクの波に、まずは一歩踏み出し自分のペースで歩くこと。
そうすれば、向こうが勝手によけてくれるのですが、実際は中々勇気がいります。

写真 1.JPG


街中を歩いていて思ったのが、子供と親の距離が近い。
そして、おじさんも裸。

日本だと、【おじさんが裸で道で子供と遊んでいる】、この事実だけで捕まりそうです。

写真 2.JPG

写真 3 (1).JPG

あと、みんな、とりあえず外に出て、何するでもなくダベる。
多分、狭くて暑いだけの部屋にいるより、まだマシというレベルなんでしょう。

写真 3.JPG

子供達には天国です。
遊ぶ所だらけで、相手してくれる暇な大人もたくさんいる。

一方、日本の子供達は冷房の効いた部屋で集まって、それぞれの携帯ゲーム機に夢中になっている。
僕が子供だった頃でも、原っぱという原っぱが、いつの間にかマンションに変わり、コンクリートで塗装され、お金を出さないと遊べるところはなくなっていった。

これが20年前で兵庫県の地方都市の話だから、今の子供達は推して知るべしだ。
どちらが幸せなのかな。

ベトナムの今は貧しくても、みんな貧しいから比べて不幸に感じることは少ないし、社会は発展することしか考えていないから、未来は明るそうだ。
ベトナムは、と言うかベトナム人は、活気があって、自由で、無邪気で、楽しそうに見える。

写真 4 (1).JPG

とにかくベトナム人は若い。
平均年齢は28歳!というから驚きです。

日本は45歳。
どんよりしてます。

写真 1 (2).JPG

中心地の湖の周りでは、至る所で若い婚約者が写真撮影をしています。

写真 2 (1).JPG

こちらは木を挟んだ隣で、写真撮影。

ああ、日本にも、貧しいけど明日が明るいと信じられる、こんな時代があったんだなと感じました。

しかし、次の日、国道を走っていると現実も見えてきました。

平日にもかかわらず、店(一応なんか売ってるけど、店という程のものでもなく、誰が買うでもないジュースを並べたりベトナム名物の笠を摘んだり露店みたいなもの)の前でボーとしている成人の男性が目に付きます。
子供達も学校に行くでもなく、一緒に働いていました。

日本語を話せるベトナム人に聞くと、実際は共産党に上手く立ち振る舞った人間が裕福になって、貧富の差も激しいのだとか。
また、女性からすると、男が働かなさ過ぎて、できるキャリアウーマンはベトナム人ではなく、国際結婚を狙っているとのこと。


ちなみにその日の昼飯は、運転手さんに任せて、地元の人が食べる所に連れて行って貰いました。

写真 4 (2).JPG

さすがに、スーツでは浮いてたなー。
nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。